黄葉の季節


 夜明けの撮影は牛首三叉路とヨッピ橋の間にある、逆さの燧ケ岳が池塘に映る場所に行きました。今日の夜明けは、湿原が濃い霧に包まれていたために場所を移動して、下の大堀川近くの撮影ポイントに移動しました。移動して間もなく霧が移動し始め、素晴らしい光景をつくりだし始めました。今回の最後の締めの撮影が、良いチャンスに恵まれたことを感謝し帰路についました。(完)

こちらの白樺の木は、中田代の下の大堀川を渡りしばらく行くと、池塘の奥に立っています。この場所は撮影の良いポイントになっています。

天気が良く、連休と重なって尾瀬ケ原はカラフルな服装のハイカーで賑やかです。青い空と白い雲、ヤマドリゼンマイの黄色の尾瀬ケ原を狙ってきたのですが、ヤマドリゼンマイはもうこげ茶色に変わっていました。

川上川に出来た拠水林に育つハルニエやハンノキの葉は黄色く色ずき湿原の草木も赤や黄色く染まり、朝の陽を受けて輝いていました。

東電小屋で夕食をいただいていると、至仏山の空がピンク色に染まりだし、ヨシッ堀田代も木道も一緒に染まっていきました。

午後の陽を浴びて、竜宮十字路とヨッピ橋の間に群生しているヤマドリゼンマイの葉が、オレンジ色に輝いていました。

山の鼻田代のベンチに座って眺めると、越後に続く山々を背にして黄色く色づき始めた白樺や湿原の光景がありました。

2015年9月20、21日とヤマドリゼンマイの黄葉を撮りに尾瀬ケ原に入りました。いつも泊まる竜宮小屋は満室で断られ、東電小屋に泊まりました。戸倉を9時ごろのいっぱい乗客をのせ鳩待峠へと向かいました。鳩待峠は大勢の人達で賑わっていました。早々に山の鼻へと降りだすと、人の渋滞に巻き込まれのんびりとむかいます。山の鼻の広場も大勢の人が集まり座るベンチもないくらいでした。

上田代と中田代との間を流れる上ノ大堀川の上田代側にある白樺の木です。尾瀬ケ原に入ると必ず目に留まる特徴のある木であります。